(ブルームバーグ):財務省が27日に実施した40年国債入札は、投資家需要の強弱を反映する応札倍率が過去12カ月平均(2.47倍)を上回った。利回りの高さから一定の需要があり、波乱なく消化された。
応札倍率は2.7倍。前回は2.54倍だった。最高落札利回りは3.84%で、市場予想(3.85%)とほぼ同じ水準だった。
中東情勢に世界の金融市場が振らされる展開が続く。19日には混乱長期化への懸念から原油価格が高騰し、新発40年債利回りは4.355%と過去最高を更新した。その後はホルムズ海峡の通航再開への期待から原油高が一服、利回りは4.1%付近に低下している。3兆円強の2026年度補正予算を国債の市中発行額を増やさず編成する政府方針も国債需給悪化への懸念を和らげている。
三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、超長期債相場が落ち着いていることや、需要を集めやすいダッチ方式(利回り競争入札)であること、さらに銘柄が新しくなることもあり「消化に足りる需要が集まる」と予想していた。
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