(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのスレイペン・オランダ中銀総裁は、消費者物価の伸びを目標に戻すため、ECBとして必要な全ての措置を講じると述べた。
スレイペン氏はアムステルダムで26日、「ECBは当然のことながら、インフレ率を物価安定水準に確実に戻すため、あらゆる手段を尽くす」と述べた。
6月の政策委員会会合では「前回会合時より、はるかに多くのデータがそろう」とし、「それに基づいて今後の対応を決定する」と話した。
シュナーベルECB理事は「現在のショックの規模と持続性を踏まえると、やり過ごす選択肢はもはやない」とし、6月に利上げをすべきだとの考えを示した。ロイター通信が26日にインタビューを公開した。
一方、ECBチーフエコノミストを務めるレーン理事は、日本経済新聞との19日のインタビューで、「不確実性のある世界では、私たちは事前に約束をしない」として、次回会合について明言を避けた。公表する四半期経済予測でインフレ見通しを引き上げる可能性にも言及した。
スレイペン氏は「特にわれわれが注視しているのは、既に見られており、総合インフレを押し上げているエネルギー価格上昇の影響の大きさだ」と指摘。「それが他の物価指標にどの程度波及しているかが、極めて重要だ」と述べた。
原題:ECB to Do ‘Everything in Its Power’ to Tame Inflation: Sleijpen(抜粋)
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