欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁は25日、経済活動や投資をさらに圧迫しかねない過度な引き締めは避けるべきだとの考えを示した。

ストゥルナラス氏は中銀総裁再任手続きに伴う議会証言で、「インフレ率が目標を大きく上回っても一時的なものであれば、対応はバランスの取れたものであるべきだ」と述べた。

利上げの可能性については前回の政策委員会会合で既に議論されている。ストゥルナラス氏は、「金融政策をより引き締め的な方向にする際には、二次的影響が強まるのを抑えつつ経済活動に過度な影響を与えないよう慎重な調整が必要だ」と述べた。

先週にはブルームバーグに対し、ECBの信認を守ることは来月の利上げを支持する有力な理由になるとの認識を示していた。

エコノミストや投資家の間では、6月11日に0.25ポイントの利上げが決まるとの見方が広がっている。一部の政策委員会メンバーも、米国とイランの間で持続的な和平合意が成立しない限り、そうした決定は避けられないとの認識を示している。

原題:Stournaras Says ECB Must Avoid Overly Restrictive Policy(抜粋)

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