パキスタンのシャリフ首相が中国を訪問し、習近平国家主席と会談、安全保障分野などで両国関係を強化することで一致しました。パキスタンが仲介するアメリカとイランの情勢についても意見を交わしています。
中国を訪問しているパキスタンのシャリフ首相は25日、習近平国家主席と会談しました。
パキスタン首相府の発表によりますと、シャリフ氏は「両国の揺るぎない友好関係は国際情勢が変化するなかで戦略的により重要な意味を持っている」と強調。両首脳は、安全保障や経済などの幅広い分野で協力関係を強化していくことで一致したということです。
また、緊迫する中東情勢についても意見が交わされ、23日までイランを訪問していたパキスタン軍のトップ、ムニール陸軍元帥も同席しました。仲介のキーパーソンとされるムニール氏は、アメリカとイランの協議の進捗を中国側に共有したものとみられ、パキスタン側は中国からの支援に謝意を示しました。
一方、中国外務省の発表によりますと、習近平国家主席はパキスタンがアメリカとイランの仲介を行っていることについて「中東地域の平和回復に向けた調停の役割を果たしていることを称賛する」と述べ、パキスタンを支持する考えを示したということです。
また、安全保障面を含め両国関係を一層強化することで一致しています。
中国は宇宙ステーション「天宮」にパキスタン人宇宙飛行士を派遣する計画を進めるなどパキスタンとの関係強化を進めています。
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