(ブルームバーグ):政府は中東情勢を受け、経済活動や国民生活への支援を目的に、追加歳出3兆円強の2026年度補正予算案を国債の市中発行額を増やさずに編成する。来週にも国会に提出する予定だ。高市早苗首相が25日、記者団に表明した。
財源は赤字国債で賄う。首相によると、25年度は税収の上振れなどを背景に、当初想定していた国債発行のうち約3兆円が減額できる見通し。補正予算で追加発行する国債の金額を減額の範囲内に抑えることで、「国債マーケットに影響を与えることなく、実行可能と考えている」と説明した。
国債市中発行額を増やさない背景には市場で財政拡張への懸念を背景に金利上昇が続いている状況がある。首相は「責任ある積極財政の考えの下、引き続き、日々の市場動向や経済指標を十分注視」しながら、政府債務残高対国内総生産(GDP)比を安定的に引き下げ、「財政の持続可能性を実現し、マーケットからの信認を確保していく」と強調した。
- 年度を超えて来春まで石油の安定供給を確保できる
- 中東情勢等対応予備費(仮称)を創設-補正予算
- 電気・ガス代支援、所要額は5000億円-26日に予備費使用を決定
(高市首相の発言を追加し、更新しました)
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