欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は24日、ECBが来月の政策委員会会合でインフレ予測を引き上げる見通しを示した。

ラガルド氏はイタリアのトーク番組「ケ・テンポ・ケ・ファ」に出演し、今年のインフレ率は2.6%としていた3月時点の予測について、「恐らく見直される」と述べ、状況はその後「変わった」と説明した。

こうした発言は、ECB政策委員会メンバーのデマルコ・マルタ中銀総裁らがここ数日示してきた見解を裏付ける内容だ。デマルコ氏はブルームバーグとのインタビューで、イラン戦争開始直後に公表された予測は楽観的過ぎた可能性があると述べていた。

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ラガルド氏は、見通し修正によって6月11日の政策判断で利上げが決定するかどうかについては明言を避けた。

その上で、「現在の状況は極めて不確実性が高い。利用可能なあらゆるデータを精査し、今後数四半期に経済がどう推移するか、対応が必要かどうか、中期的にどのような影響を及ぼすかを見極める必要がある」と説明した。「ECBの目標は中期的に2%だ」とも語った。

市場関係者やエコノミストの間では、0.25ポイントの利上げが予想されており、ECB当局者の多くも、米国とイランの間で持続的な和平合意が成立しない限り、利上げは避けられない可能性があるとの認識を示している。

原題:ECB Likely to Revise Its Inflation Outlook in June, Lagarde Says(抜粋)

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