中国の習近平国家主席は今月行われた米中首脳会談で、高市早苗首相が再軍備を推し進めているとの批判を展開していた。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が会談について知る複数の関係者を引用して報じた。

それによると、習主席は北京で行ったトランプ米大統領との会談で日本の防衛費増額について協議した際、口調が激しくなり、出席していた米当局者らを驚かせた。

関係者数人によれば、習主席によるこの日本批判が、首脳会談で最も熱を帯びた場面だったという。首脳会談に先立つ米中の協議では日本は議題になっていなかったため、トランプ政権の当局者らは不意を突かれたと、FTは伝えている。

トランプ氏はこれに対し、高市首相が安全保障に関してより積極的な姿勢を取らざるを得ないのは、北朝鮮の脅威が高まっているためだと説明したという。

日本政府は4月、防衛装備移転三原則と運用指針の改正を決定。殺傷能力のある武器を含む国産完成品の移転を原則可能とした。中国は反発している。

高市首相とトランプ大統領は米中首脳会談後に電話で話し、インド太平洋地域の重要課題で緊密に意思疎通を図ることを確認した。ただ、協議内容の詳細については日米両政府とも明らかにしていない。

原題:Xi Attacked Japan’s Rearmament During Trump Summit, FT Says(抜粋)

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.