(ブルームバーグ):イーロン・マスク氏は、史上最大規模の新規株式公開(IPO)を準備している宇宙開発会社スペースXについて、自身もテキサスに戻ってIPOの計画に取り組んでいると語った。
マスク氏は、イスラエルのテルアビブで開かれたサムソン国際スマート・モビリティー・サミットに対面ではなく、バーチャル形式で参加。その理由に関して、「スペースXのIPO問題を迅速に進める必要があるからだ」と説明した。
マスク氏率いるスペースXは数十億ドル規模の政府契約を抱え、宇宙産業で最も大きな影響力を持つ1社に成長。事情に詳しい関係者によると、早ければ今週にもIPOを申請する可能性がある。
ロケット、衛星、人工知能(AI)事業を展開する同社は、企業価値を2兆ドル(約320兆円)として最大750億ドルの調達を目指していると、ブルームバーグはこれまでに報じた。実現すれば、史上最大のIPOとなる。
スペースXは、トランプ政権が進める次世代型ミサイル防衛構想「ゴールデン・ドーム」の構築を支援する1社でもある。米宇宙軍は、飛来するミサイルを衛星を使って宇宙空間から破壊する試作システム製作に合計32億ドルの契約を発注。スペースXをはじめ、ロッキード・マーチン、ノースロップ・グラマン、RTX、アンドゥリル・インダストリーズなどが受注した。
マスク氏は先週、トランプ大統領の中国訪問に同行する米企業経営者の一団に加わっていた。
原題:Elon Musk Says He Wants to Get SpaceX IPO Underway ‘Pretty Soon’(抜粋)
--取材協力:Dan Williams.
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