12日からフランスで開催されているカンヌ国際映画祭。コンペティション部門で最高賞を競う濱口竜介監督の「急に具合が悪くなる」が公式上映されました。

15日、カンヌ国際映画祭で行われた濱口竜介監督の「急に具合が悪くなる」の公式上映。上映後には14分間にわたり拍手が続きました。

この映画は、哲学者と人類学者の往復書簡をもとにした会話劇で、がんを患う日本人女性と同じ名前を持つフランス人女性との友情を描いています。

濱口竜介 監督
「彼女たちが生きてる中で抱えている問題の中に自分と似ているものがあったら、この映画を何か考えるヒントにしていただけると、作った私としてはすごくありがたいことだなと」

作品を観た人は…

作品を観た人
「泣いてしまいました。とてもとても美しく、フランス文化と日本文化が見事に融合しています」
「伝えたいことがたくさん詰まっています。セリフは多いですが、どれも非常に巧みに描かれています」

記者
「濱口監督や出演者がレッドカーペットに到着しました。フランスでも人気の女優が主演を務めていて、ファンも集まっています」

映画「ドライブ・マイ・カー」でアカデミー賞・国際長編映画賞の受賞歴がある濱口監督の作品だけに、最高賞「パルムドール」の受賞に期待が高まります。

コンペ部門には、是枝裕和監督の「箱の中の羊」、深田晃司監督の「ナギダイアリー」もノミネートされていて、16日は是枝監督の作品が公式上映される予定です。