“調達不安”の企業努力、各社が模索する「脱ナフサ」

井上貴博キャスター:
ナフサ不足と言われているなかで、民間企業はどのような努力をしているのでしょうか。

▼ローソン
コーヒーカップの蓋をプラスチック製のものから紙製にする。
→年間127トン削減の見込み

▼イオントップバリュ
“8月31日までは値上げしない宣言”をしており、
・プラスチックの使用量削減のため、トレーを廃止
・産地変更(イタリア→トルコなど)して仕入れを工夫

▼カルビー
ポテトチップスなど14商品を白黒のパッケージにする

白黒パッケージに変更することに、消費者からは「レア感はありますね。買っちゃうかもしれない(30代夫婦)」「食べた時の食感とか味が想像しにくいかも(20代女性)」などの声が寄せられています。

一方で、全部の企業が“削減”などの方向に舵を切るということでもありません。

▼日清食品ホールディングス
商品パッケージは(変更等)決定しているものはない。
→パッケージ印刷に関しての調達は、特に問題がないことを確認

▼森永乳業
今後様々な形で対応を検討していく

1つの企業が“削減”などの方向に舵を切ったからといって、別にそうではない企業もあります。我々情報を受け取る側も、冷静に見ていかないといけないのかなと思いますね。

「The HEADLINE」編集長 石田健さん:
パニックにならずに受け取ることが大事です。また、こういう問題が出てきたときに、政府が、我々に対して「経済安保の細かい話は分からないでしょう。だから僕らがうまく決めとくよ」ということではなく、「日本の安全保障あるいは経済安保はどういう方向に進んでいくべきかを議論していきましょう」というオープンな議論が求められています。

しかし、細かいことは政府が決めていく、企業は企業で努力をしていく。それでいいやと我々も思っていませんか?もっと大きい話から考えましょうと1つ強調しておきたいです。

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<プロフィール>
石田健さん
ニュース解説メディア「The HEADLINE」編集長
鋭い視点で政治・経済・社会問題などを解説