少女買春などの罪で起訴され自殺したアメリカの富豪、エプスタイン元被告による「遺書」とされる手書きのメモが公開されました。

ニューヨーク・タイムズは6日、2019年7月当時、エプスタイン元被告と刑務所の同じ部屋に収監されていた受刑者が、その場にあったコミック本の中から発見したというメモを連邦判事が公開したと報じました。

メモには、「彼らは数か月にわたって私を調査したが何も見つけられなかった」と記された上で、その結果として、数年前の罪で起訴されたという主旨が書かれています。

さらに、「別れを告げる時を自ら選ぶことができるのは喜びだ」と記述し、「私にどうしてほしいんだ。泣き出せというのか」と続けました。最後に「ふざけるな、その価値はない」と結んでいますが、ニューヨーク・タイムズはエプスタイン氏が書いたものかは確認できないとしています。

エプスタイン氏はメモが発見される前に、首に布が巻かれ意識を失った状態で発見。その後、意識を取り戻しましたが、翌8月に別の施設内で死亡しているのが見つかりました。

エプスタイン氏は7月に意識を失った件について、メモを発見した受刑者に襲われたと主張し、自殺の意図はないと説明。一方、その受刑者はエプスタイン氏を襲った事実はないと否定し、発見したメモを自身の弁護士に渡していて、これまで公開されていませんでした。

エプスタイン氏の死をめぐっては、自殺ではないとの憶測を持つ人も根強くいて、アメリカ国内では関連の報道が続いています。