住友商事は1日、マダガスカルで手掛けるアンバトビーニッケル事業の持ち分を売却すると発表した。

発表によると、同国で展開するニッケル採掘事業とニッケル精錬事業の持ち分54.17%を、鉱業に特化した投資コンソーシアムに譲渡する。譲渡日は2026年度上半期中を予定。これに伴い、「有価証券損益」など、約700億円の損失を27年3月期第1四半期に計上する見込みだ。税務上の損失に対する税効果を認識することから、業績に与える影響は軽微となる。

同日、決算説明をした上野真吾社長によれば、同事業は12年に生産開始以降、新型コロナウイルス禍での操業停止やサイクロンなどの苦難を乗り越えてきた。今回の売却について同氏は「当社が進めるポートフォリオ変革の中で、アンバトビーの位置づけを23年~24年ごろからあらゆる選択肢を検討する方向にかじを切った」と話した。

(第3段落に社長のコメントを追加しました)

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