(ブルームバーグ):来週の円相場は上下に大きく振れる展開が予想される。日本の連休中に当局が円買い・ドル売り介入に動くことへの警戒感が強い。日本当局が4月30日に介入したことで、ドルが再び160円を目指すハードルは高まったとの見方も出ている。
◎ふくおかフィナンシャルグループの佐々木融チーフ・ストラテジスト
- 2022年と24年は大きく分けて4回の介入のうち、3回で2営業日にわたり介入しており、今回も2回目があってもおかしくない
- 24年の大型連休中の介入では5.2%のドル安になったが、今回は3%強にとどまる
- 22年10月と24年7月はドルの下落率が3-5%にとどまらず、長期にわたりドル安が続いたが、いずれも介入後に米消費者物価指数(CPI)伸び率が予想を下回り、金利低下とドル安になったことが背景にある
- 今回はそうした状況は想定しづらく、もう1回介入があってもドルはそこがボトムだろう
- 予想レンジは152-160円
◎三井住友銀行の鈴木浩史チーフ・為替ストラテジスト
- 介入後はドルが戻す時間帯があり、市場ではドルの下値からの半値戻しが意識されている
- 158円くらいまで戻した後は上値が重くなるだろう。159円がいいところで、160円のハードルは高い
- 2回目の介入への警戒感が非常に強く、大型連休中も何が起こるか分からない
- ドルの下値は155円がめどで、そこからさらに下押すには追加の介入がないと難しい
- 予想レンジは154-160円
主な予定
- 7日:日銀金融政策決定会合の議事要旨(3月18・19日開催分)
- 8日:3月の毎月勤労統計
- 8日:4月の米雇用統計
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