(ブルームバーグ):スイスの銀行UBSグループの1-3月(第1四半期)は、トレーディング部門が利益を押し上げた。今年の株主還元拡大に向けて順調な滑り出しとなった。
29日の発表によると、1-3月期の純利益は30億4000万ドル(約4900億円)となり、すべての市場予想を上回った。投資銀行部門の収入は約30%増加し、特に株式と外国為替が大きく寄与した。
スイスで規制を巡る緊張が続く中、UBSは既に予定している30億ドルの自社株買いについて、上積みの可能性を慎重ながら示唆している。政府が今月公表した法案では、同行の資本要件が約200億ドル引き上げられる見込みで、議会審議入りを前に同行は変更に強く反対している。
見通しについてUBSは、顧客の取引活動は今のところ「健全な状態が続いている」とし、中東の紛争解決に向けた期待を反映しているとした。4-6月(第2四半期)のウェルスマネジメントおよび個人向け銀行部門の純金利収入は、「前期比でおおむね横ばい」を見込んでいる。
原題:UBS Traders Drive Profit Jump as Bank Signals Bigger Buyback (1)(抜粋)
--取材協力:Noele Illien、Paula Doenecke、Isabel Demetz、Macarena Munoz Montijano.
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