ロンドンに本拠を置く清算機関LCHは外国為替オプション市場において、人民元が対ドル取引で円を抜き、2位の取引通貨となるとみている。

LCHの外為清算部門LCHフォレックスクリア責任者アンドリュー・バチェラー氏は上海でのインタビューで、国際決済銀行(BIS)が2028年に公表する次回の3年ごとの外為・店頭デリバティブ(金融派生商品)市場調査で、ドル・オフショア人民元はユーロ・ドルに次ぐ2位に浮上する可能性が高いと述べた。

「人民元の国際化は現実だ。ドルに取って代わるという話では必ずしもない。通貨の利用を多様化することに意味がある。市場は選択肢、すなわち複数の通貨で取引・決済できる能力を求めている」と語った。

同氏は、ユーロ・ドルやドル・円の外為オプションを相当量取引しているすべての銀行がドル・オフショア人民元オプションについてもLCHで清算できるようになることを歓迎するとの期待も示した。

昨年公表されたBISの最新調査によると、スポットやフォワード、スワップ、オプションを含む世界の通貨取引に占める人民元の割合は8.5%と、2022年の7%から上昇した。ドルは89%、ユーロは28.9%、円は16.8%、ポンドは10.2%だった。

原題:Yuan to Surpass Yen in Global Currency Options Trading, LCH Says(抜粋)

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