ラトニック米商務長官は、中国による米自動車産業への投資の可能性を否定し、電気自動車(EV)メーカーの比亜迪(BYD)などは米国に必要ないとの考えを示した。

ワシントンで17日に開催されたセマフォーのイベントでの対談で、BYDによる合弁工場が選択肢にあるかと問われたラトニック氏は、一言で「ノー」と答えた。その後、同イベントの合間に詳細を説明し、司会者の質問が特にBYDに言及していた点に触れた上で、「われわれは彼らをここに置かないつもりだ」とブルームバーグ・ニュースに語った。

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他の中国企業による対米投資の可能性についてさらに問われると、同氏は「自動車ではない」と述べた。

米通商代表部(USTR)のグリア代表やベッセント米財務長官、中国の何立峰副首相らが参加したパリでの米中通商協議では、貿易委員会の設置が協議されたほか、投資委員会の創設にも言及があった。

3月に実施された同協議は、トランプ大統領と中国の習近平国家主席による首脳会談の地ならしを目的としていた。首脳会談は5月14-15日に開催される見通しだ。

こうした中、グリア氏も今月9日、外国技術に関する規制により、中国の自動車メーカーは当面、米市場に参入できない可能性が高いとの認識を表明。いわゆる懸念対象の外国企業が製造したコネクテッドカーの技術・ソフトウエアを禁じる規則が、多くの中国企業にとって高い障壁になるとしていた。

原題:Lutnick Shuts Down Talk of Any Chinese Investment in US Autos(抜粋)

--取材協力:Alicia Diaz.

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