米国のガソリン価格は来年まで1ガロン=3ドル以上にとどまる可能性があると、ライト米エネルギー長官が指摘した。ベッセント財務長官は先週、夏までに大きく下がるとの見通しを示していた。

ライト氏はCNNの番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン」で、ガソリン価格は「恐らくピークを付けた」とし、米国とイスラエルによる対イラン戦争が「解決」すれば確実に下落すると述べた。

同価格が3ドルを割り込む時期について問われると、「分からない。今年後半になるかもしれないし、来年までずれ込むかもしれない」と語った。中間選挙を控える与党・共和党にとって厳しい選挙戦がすでに予想されており、高止まりするガソリン価格は上下両院の多数派維持に向けて不利に働くとみられる。

ベッセント氏は先週、米国の夏のドライブシーズンにかけてガソリン価格が落ち着くとの見方を示し、ホワイトハウスで記者団に対し「6月20日から9月20日の間には再び3ドルになると楽観的」に考えていると述べていた。

米自動車協会(AAA)によると、全米平均のレギュラーガソリン価格は先週、1ガロン=4.10ドルだった。イラン戦争が2月28日に始まる前は平均3ドル未満となっていた。

今月9-13日に実施されたキニピアック大学の世論調査では、有権者の65%がガソリン高の責任はトランプ大統領にあるとし、57%が政権の経済運営を支持しないと回答した。

原題:US Energy Chief Says Gasoline May Not Dip Below $3 Til Next Year(抜粋)

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