アメリカとイランの戦闘終結に向けた協議は合意には至りませんでした。今後、両国は歩み寄っていけるのかどうか。ホルムズ海峡をめぐる情勢も依然不透明です。
仲介国のパキスタンでイランとの協議を終えたバンス副大統領。
アメリカ バンス副大統領
「イランと数多くの実質的な議論を交わしたのは良いニュースだが、悪いニュースは合意に至らなかったことだ」
バンス副大統領は双方の姿勢について、「イラン側が我々の条件を受け入れるという状況にはどうしても至らなかった。我々はかなり柔軟に対応し、譲歩もした」と説明しました。
協議の内容については、「イランが核兵器を開発しないという意思表明は現時点で確認できていない」と主張し、「我々の最終的な提案をイランが受け入れるかを今後、見ていくことになる」と話しました。
イラン外務省の報道官はイラン国営放送の取材に次のように述べています。
イラン外務省 バガイ報道官
「いくつかの課題については実際には一定の理解に至った。しかし、二、三の重要な問題において見解の隔たりがあり、合意に至らなかった」
協議についてイラン国営放送は「ホルムズ海峡の問題や核開発の権利などについて、アメリカの過度な要求の実現を阻止した」と伝えています。
また、イラン外務省報道官は「そもそも一度の会合で合意に到達できると期待すべきではなかった」と述べるとともに、パキスタンなどとの連絡は続くとして、今後の交渉の可能性も示唆しました。
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