停戦合意の対象にレバノンは含まれる? 含まれない?
停戦合意で大きな懸念材料となっているのが、イスラエルによるレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラへの攻撃です。
イスラエル軍は攻撃を続けていて、ロイター通信はレバノン保健省の発表として、8日のイスラエル軍による攻撃で303人が死亡したと報じています。

今回の停戦合意を巡っては、アメリカとイスラエルは「レバノンは対象に含まれない」と主張する一方で、イランと仲介国のパキスタンは「対象に含まれる」としています。

攻撃を続けるイスラエルのネタニヤフ首相ですが、内閣に対し、レバノン政府との直接交渉を早期に始めるよう指示したと明らかにしました。交渉では、ヒズボラの武装解除などを話し合うとしています。
ネタニヤフ氏がとった対応の背景には、トランプ氏の働きかけがあったとされています。
米・NBCテレビ
「トランプ大統領はネタニヤフ首相に対し、イスラエルによるレバノン攻撃を縮小するよう求めた」
アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、イスラエルとレバノンの協議が来週、アメリカの国務省で行われる見通しだと報じています。

パキスタンで11日午前から始まる予定の、戦闘終結に向けたアメリカとイランの協議。イランの外務次官は、アメリカとの協議に「イランの代表団は出席する予定」だとしていますが、「イスラエルがレバノンへの攻撃を停止した場合に限る」と警告しています。
そして日本時間10日の午後9時半ごろ、アメリカのバンス副大統領は…

アメリカ バンス副大統領
「イラン側が誠意をもって交渉するつもりなら我々は喜んで手を差し伸べるが、彼らが我々を欺こうとするならば、その代償を払うことになるだろう」
このように述べ、協議が行われるパキスタンへ向かいました。