「調達コストは上がっていくだろう」代替ルートの懸念点

TBS報道局 経済部 米田 記者:
代替ルートにも懸念点が2つあります。

▼ルートによって輸送日数が倍以上かかる。それに加えて、▼日本の設備に合わない可能性です。

原油は取れる地域によって全く成分が違います。今まで日本は9割以上を中東から持ってきていたので、日本国内の設備は中東に合わせたものになっています。

そのため、他の地域から持ってきたものが合わない可能性があり、その場合には設備そのものを変えなければいけなくなります。ですので、原油の調達コストは、今後上がっていくだろうといわれています。

井上キャスター:
短期的にはコストがかかりますが、長期的には分散化できるという見方もできそうですね。

肉乃小路ニクヨさん:
経済安全保障の観点で考えると、調達先の多様化は必ずしなければいけないと思います。

湾岸戦争があったときにも中東依存が高いことが問題だったのに、それが時を経てもこれだけ依存しているのは、経済安全保障という点で考えるとあり得ないことだと思います。

今からでもいいので、ピンチをチェンジするきっかけだと思って、いろいろな設備に投資することにお金を出してもいいのではないかと考えます。

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<プロフィール>
米田祐輔
TBS報道局経済部 経済産業省担当
原発や風力などエネルギー政策を取材

肉乃小路ニクヨさん
ニューレディー
銀行・保険会社など金融業界でキャリアを積む
独自の視点で経済・お金・人生観を語る