(ブルームバーグ):石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスは5月の生産枠を引き上げる計画だ。中東での紛争により一部の主要加盟国で生産と輸出が制約される中、象徴的な動きとなる。
協議が非公開だとして匿名を条件に話した関係者2人によると、主要加盟国の中核グループは、5日に開催するオンライン会合を前に、日量約20万6000バレルの増産で原則合意しているもようだ。
イラン戦争によりペルシャ湾からの原油供給が抑制され、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、イラク、クウェートといった主要産油国が供給削減を余儀なくされている現状では、今回の措置は実質的には理論上のものにとどまる。ただし、紛争が緩和すれば速やかに生産を回復させる意向を示す意味合いを持つ可能性がある。
原油価格は、米国・イスラエルとイランの間で5週間続く紛争の影響で大きく変動し、先月には1バレル=120ドル近くまで上昇した。航空燃料やディーゼルなど製品価格の高騰は、インフレ再燃の脅威となっている。
原題:OPEC+ Plans Symbolic Oil Quota Hike Amid War, Delegates Say (1)(抜粋)
(情報を追加して更新します)
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.