陸上自衛官の男が中国大使館に侵入したとして逮捕された事件を受け、小泉防衛大臣が「誠に遺憾だ」と述べたことについて、中国外務省の報道官は「それだけでは到底不十分だ」として、日本側に事件の徹底調査を求めました。
中国外務省 林剣 報道官
「日本はすでに中国に対し、事件について深い遺憾の意を表明したが、それだけでは到底不十分だ」
中国外務省の林剣報道官は27日の会見でこう述べたうえで、事件について速やかに徹底調査を行うよう求めました。
また、逮捕された陸上自衛隊の3等陸尉・村田晃大容疑者について、「長さ31センチメートルに及ぶ鋭利な刃物を所持した状態で、不法に塀を乗り越えて中国大使館に侵入し、植え込みの中に長時間潜伏していた」と主張。「長時間にわたる潜伏は誰を待っていたのか、また、何を企んでいたのか」と述べ、日本側に説明するよう求めました。
村田容疑者をめぐっては、中国外務省が「いわゆる神の名において中国の外交官を殺害すると脅迫した」と主張していますが、警視庁公安部によりますと、村田容疑者は「他人を傷つけるためではなく、大使に意見を伝え、受け入れられなければ自決しようと思っていた」などと供述しているということです。
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