アメリカの“15の条件”は「イランにとって極めてハードルの高い内容」
注目されるアメリカとイランによる停戦に向けた協議。
イスラエルメディアは複数の情報筋の話として、アメリカはまず1か月の停戦を宣言し、その期間中にアメリカが要求する15項目の条件について協議したい考えだと伝えました。

イスラエルメディアによると、15項目の条件には
▼イランが今後、核兵器の開発を行わないと保証すること
▼ホルムズ海峡を「自由な海域」として開放すること
▼中東の親イラン勢力への支援の打ち切り
などが含まれているということです。
アメリカは見返りとして、民生用原子力発電計画への支援や、制裁の解除も検討しているとしています。
ただ、条件には「イランにとって極めてハードルの高い内容」も含まれています。

JNN中東支局長 増尾聡記者
「なかでも特にイランがこれまで一貫して『権利だ』と主張してきた、国内でのウラン濃縮活動の停止です。イラン側はこれまで、核兵器の開発は否定しつつも、発電や医療など、平和目的での濃縮活動は認められるべきだとしていて、今回の要求は、その立場と真っ向から衝突することになります」
「アメリカが呼びかけているとされる協議にイランが応じるかも不透明な状況です」

そのイランの軍事当局者はさきほど、「(アメリカは)敗北を合意として装うな」と声明を発表。
アメリカは「自分自身と交渉しているにすぎない」と、皮肉交じりに非難していて、協議の行方は不透明です。