欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのビルロワドガロー・フランス銀行(中銀)総裁は20日、ブルソラマ銀行のオンライン・テレビのインタビューで、インフレ目標の達成に決意を改めて強調した。

ビルロワドガロー氏は「私たちはインフレ率を中期目標の2%で安定させることに全面的に取り組んでいる」と述べた。また、「私たちは不確実性に直面しており、現在は様子を見ることで、どのシナリオが展開しているかを確認できる。実際、19日にいくつかの異なるシナリオを公表した。私たちは、必要な時に必要なだけ行動する能力を持っている」と語った。

また、「2022年のインフレショックを受けて、私たちは金融政策が有効であることを実証した。今回は完全な決意がある」と強調した。

ECBは19日の政策委員会会合で、中銀預金金利の据え置きを決めた。ラガルド総裁は、その後の記者会見で、中東での戦争によるインフレ加速や経済活動の減速といったリスクに対処する態勢が整っていると述べた。

ブルームバーグの取材に応じた関係者によると、ラガルド氏の発言は、早ければ4月の次回会合にも利上げする可能性を示唆している。投資家はすでに、今年2回の0.25ポイントずつの利上げを織り込んでいる。

イランでの戦争以前、ビルロワドガロー氏は、他の政策委員に比べハト派的な立場を取る傾向にあり、インフレ加速のリスクより、鈍化のリスクの方が重大との立場を取っていた。

ビルロワドガロー氏は「私たちは、原油価格の日々の変動に基づいて中期的な政策を決定すべきではないと確信している」とも述べた。

原題:ECB Totally Determined to Meet Inflation Target, Villeroy Says(抜粋)

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