バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト、マイケル・ハートネット氏は19日、原油価格が数年ぶりの高値近くまで急騰し、物価上昇をあおり経済成長を鈍化させる恐れがある中でも、現在の環境下では消費関連株が最も良い買い場だとの認識を示した。

ハートネット氏はパリで開催されたBofAの会議で、ブルームバーグテレビジョンに対し「消費関連株こそが、スタグフレーションを真に織り込んでいる銘柄だ。トレーディングの観点から見れば、購買力、現時点で誰もが敬遠しがちな低所得層の消費者に関連する分野にこそ、最高の取引機会がある」と語った。

ハートネット氏は、原油価格の高騰が米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを遅らせ、政策当局者が最終的に借入コストを引き下げる前に株価を押し下げる恐れがあると警告した。同氏は、S&P500種株価指数が約6600まで下落すれば、魅力的な買い場になる可能性があるとした。

BofAのマイケル・ハートネット氏は、現在の環境下では消費関連株が最も良い買い場だとの認識を示した

ハートネット氏は、今日の市場参加者を「ジェネレーションQE」と表現し、「私たちは皆、問題が生じれば中央銀行が介入することに慣れている」と語った。政策当局者が行動を起こす前に、この期待は「打ち砕かれる」必要があるかもしれないとも述べた。

長期投資については、ハートネット氏は国際市場とコモディティーを推奨し、これらを「インフレ的な2020年代においての、真の長期強気市場」と呼んだ。一方で、現在の混乱の中でFRBが利上げを行う可能性があるとの憶測については「ナンセンスだ」と一蹴した。

原題:BofA’s Hartnett Says Consumer Stocks Best Bet as S&P 500 Wavers(抜粋)

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