(ブルームバーグ):トランプ米大統領は16日、イランの主要原油輸出拠点であるカーグ島の石油インフラへの攻撃について、依然として選択肢だとの考えを示した。
「攻撃する気になれば5分前の通告でも即座に終わらせることができるが、将来いつかイランを再建するため」石油施設を攻撃しなかったとの考えを示唆。「おそらく正しい判断をしたと思うが、この先もそうとは限らない」とホワイトハウスで述べた。
イランがホルムズ海峡を通過する船舶の航行を妨害すれば、石油インフラを攻撃すると警告した。
前週末13日には、米国が「中東史上で最も強力な爆撃作戦の一つ」を実行し、カーグ島の軍事目標を破壊したとSNSに投稿。「礼節上の理由から、同島の石油インフラを壊滅させることはあえて選ばなかった」と述べていた。
トランプ氏はまた、「米国は石油がある場所を除き、同島のあらゆるものを文字通り破壊した」とも指摘。「私はそれを『パイプライン』と呼んでいる。パイプラインは残した」と語った。
また記者団の質問に答える形で、米国がイランの機雷敷設艦を破壊したと明らかにした。これがホルムズ海峡の再開につながるとの見方を示し、「近く再開できると思う」と語った。
カーグ島はイランの原油輸出の約9割を担っており、大半は中国向けだ。同島の石油インフラが攻撃対象となれば、エネルギー供給網全体に直ちに影響が及ぶ可能性がある。
原題:Trump Says Striking Kharg Island Oil Assets Still an Option (1)(抜粋)
(最終段落を追加して更新します)
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