(ブルームバーグ):OpenAIは同社のAIソフトウエアの導入拡大に特化した合弁会社の設立に向けて、TPGやブルックフィールド・アセット・マネジメント、ベインキャピタルなどのプライベートエクイティ(PE)投資会社と交渉している。協議は進んだ段階にあるという。内情を知る関係者が明らかにした。
非公開情報だとして匿名を条件に語った関係者によると、合弁会社のプレマネー評価額は100億ドル(約1兆5900億円)となる見通しだ。PE投資家は同事業に約40億ドルを拠出する方針だという。
TPGとブルックフィールド、ベインはコメントを控えた。オープンAIのアプリケーション部門最高経営責任者(CEO)のフィジー・シモ氏はソーシャルメディアへの投稿で、合弁会社について同社の技術に関する「展開部門を構築する」ものだと説明。ただ、参加者や資金調達、評価額については直接の言及を避けた。
合弁については、ロイター通信が先に報じていた。
競合のアンソロピックも、同社の「クロード」AIソフトウエアを企業向けに販売する合弁会社の設立についてブラックストーンを含むPE投資会社と協議している。テクノロジーニュースサイトのジ・インフォメーションが報じた。
OpenAIは先月、自律的に作業を担う「AIエージェント」を企業が一段と簡単に導入できるよう設計した新製品「フロンティア(Frontier)」を発表した。
シモ氏は16日の投稿で「われわれはこうした技術を構築するだけでなく、企業がそれを導入し、成果を生み出すための方策を多く構築したいと考えている」と述べた。
原題:OpenAI in Talks for $10 Billion Joint Venture With PE Firms (1)(抜粋)
--取材協力:Allison McNeely.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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