核のごみ「風評被害」懸念も 小笠原村に調査申し入れ
父島で約50年、民宿を営む笹本好幸さん(84)。

「これが今晩のメニューです。ソデイカ、マグロ」

自慢は、父島の漁港から仕入れる新鮮な魚を使った料理です。
笹本さんは、こうした海産物に「風評被害」が出る可能性があるといいます。

笹本さん
「魚にまず(風評)被害が起きると思います。観光客の方が減っていくのではないかなと」
「息子と孫たちの代に『なんでこういうことしたんだ』と言われる状態じゃ困りますから」
「賛成派ではない」としながらも、文献調査を受け入れると国から交付される20億円にはメリットがあると話す人も。
父島の住人
「買い物の値段見ていただくとわかる通り、物価も高い」

こちらの自動販売機では水は190円。
本土からの輸送費などによるあらゆる物の物価高対策に、交付金をあててもらえるなら魅力的だと言います。
最終処分地では、ステンレスで覆われた強い放射線を発する核のごみを、地下300mより深い地点に埋めて処分しますが、南鳥島は適した場所なのでしょうか。