米下院監視・政府改革委員会のコマー委員長は3日、未成年者を売春に勧誘した罪などで有罪判決を受けた後に死亡した米富豪ジェフリー・エプスタイン氏との関係を巡り、ラトニック商務長官が同委で証言することに同意したと発表した。

コマー委員長は声明で、ラトニック氏が「透明性の確保に向けて示した姿勢を評価し、委員会に協力する意向に感謝する。証言を期待している」と述べた。

Photographer: Annabelle Gordon/Bloomberg

ラトニック氏は声明で「委員会への出席を心待ちにしている。私は不正行為に一切関与しておらず、事実関係を明らかにしたい」と表明した。ラトニック氏が証言する計画は、ニュースサイトのアクシオスが先に報じた。

米投資銀行キャンターフィッツジェラルドの最高経営責任者(CEO)を務めたラトニック氏は、エプスタイン氏が有罪判決を受けて数年後に当たる2012年に、同氏が所有する島を訪れていたことが司法省の公開文書で判明し、ここ数週間、批判を浴びている。

文書には、両氏ら男性5人が海沿いの崖の近くに立つ写真や、マンハッタンで隣人同士だった両氏の間で締結されたビジネス合意とみられる記録も含まれていた。また、エプスタイン氏宛てのメールにラトニック氏の子供のベビーシッターの履歴書が添付されていたことも分かったが、ラトニック氏は自身が提供したことを否定している。

これら資料はラトニック氏の不正を示すものではないが、同氏が以前、エプスタイン氏との関係の深さについて矛盾する説明をしていたことを浮き彫りにした。

ラトニック氏は昨年、米紙ニューヨーク・ポストのポッドキャスト番組でのインタビューで、エプスタイン氏から自宅を案内された際にマッサージに関する発言があり、2005年に同氏との関係を断ったと語っていた。

今年の議会証言では、エプスタイン氏の島への訪問で不適切な点は一切なかったと主張した。

トランプ大統領は2月27日、記者団に対し「ハワード(ラトニック氏)は出向いて、言うべきことを言うだろう」とし、「彼は潔白であり、立派に職務をこなしている」と語った。

原題:Lutnick Plans to Testify About Epstein Ties to House Panel(抜粋)

--取材協力:Catherine Lucey.

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