中東情勢が緊迫化する中、イランの駐日大使が会見を行い、アメリカとイスラエルによる軍事攻撃について「戦争犯罪だ」と非難しました。
イラン ペイマン・セアダット駐日大使
「これは人類に対する犯罪です。普通の出来事ではない、完全な異常事態です。戦争犯罪が起きているのです」
イランのセアダット駐日大使はきょう、都内で会見を行い、アメリカとイスラエルによるイランへの軍事攻撃を「戦争犯罪だ」と強く非難しました。
また、「イランが始めた戦争ではなく、イランに対する戦争だ」と主張し、侵略が止まるまでは自衛のための反撃を続ける考えを示しました。
イランの核開発をめぐっては、これまでアメリカとの高官協議が行われてきましたが、双方の溝は埋まらず交渉が決裂したとみられています。
その結果、アメリカはイスラエルとともにイランへの軍事攻撃に踏み切りました。
セアダット大使は、イラン側は合意成立に向けて準備を進めていたとし、「侵略戦争の準備を整えるための罠だった」とアメリカの姿勢を批判しました。
一方、世界の石油輸送の要衝であるホルムズ海峡を封鎖したことについては、「ペルシャ湾とホルムズ海峡は我々の生命線である」とした上で、「危機に直面した国は、自国の地政学的資源と影響力を行使するだろう」とし、正当性を主張しています。
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