イスラム教シーア派大国のイランがアメリカなどに攻撃され、最高指導者が死亡したことを受け、周辺国ではシーア派の信者らによる抗議デモが激化しています。パキスタンではデモ隊と治安部隊の衝突で、少なくとも23人が死亡しました。
「アメリカに死を!」
イランへの軍事攻撃に踏み切ったアメリカとイスラエルに反発の声を上げる市民。イスラム教国のパキスタンでは、南部カラチのアメリカ総領事館前にシーア派の信者らが押し寄せ、一部が建物や車両に火を放つなど暴徒化しました。
抗議デモは国内各地に広がり、北部スカルドゥでは国連事務所のビルが放火されました。ロイター通信などによりますと、治安部隊との衝突により、国内で少なくとも23人が死亡し、100人以上が負傷したということです。
また、イランと同様にシーア派教徒が多いイラクでも、首都バグダッドなどで抗議行動が激化しています。
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