「指時計」の実現を後押ししたCASIOの“原点”
出水キャスター:
転換期にある腕時計市場に意外な風穴をあけたのが、指時計の「CASIO G-SHOCK nano」です。
この小さい指時計の開発が始まったきっかけは…

2023年、CASIOの商品会議で、ある工場から「G-SHOCKの形をした指輪」の提案があったそうです。
「本当に時計にしたら面白い」ということで、実際に商品化されたのですが、この提案の実現を後押ししたのは、CASIO社員なら皆知っている“ある物”でした。
それが、CASIOの原点「指輪パイプ」です。
1946年、創業者の樫尾俊雄氏が発明しました。「タバコを最後まで吸える」というアイデア商品として大ヒットしたそうです。
創業者自身が、指を起点とした商品をヒットさせたことで、今回の指時計も開発しやすかったという背景があるそうです。
また、この「指輪パイプ」で得た資金で、計算機などの開発が進んでいったということです。