ロシアによる侵攻から4年を迎えた24日、ウクライナの首都キーウなどで犠牲者を追悼する式典が開かれ、市民らが黙とうを捧げました。

キーウでは兵士や市民が黙とうを捧げたほか、ゼレンスキー大統領夫妻やヨーロッパ各国の首脳らが集まり、追悼式典が行われました。

また、ゼレンスキー氏はこの日のビデオ演説で、キーウの戦死者を追悼する場所を歩きながら「いつかアメリカの大統領とここを訪れたい。我々の痛みの大きさを感じてこそ、真にこの戦争とは何なのかを理解できる」と訴えました。

そのうえで、「我々は強く、尊厳のある永続的な平和を望んでいる」などと述べ、ロシアとの和平交渉をめぐって譲歩しない姿勢を強調しました。

一方、国連総会は24日、緊急特別会合を開き、双方に即時かつ無条件の停戦を求める決議案を日本など107か国の賛成で採択しました。この決議案にロシアは反対していて、アメリカは「進行中の交渉の妨げになる可能性が高い」と主張し、棄権しました。

このあと、安保理でも侵攻4年にあわせた会合が開かれました。

ウクライナの代表
「(ロシアは)和平交渉を隠れ蓑にして侵略戦争を続け、時間稼ぎをしている」

ウクライナの代表はこのように述べ、ロシアを厳しく批判したうえで、「停戦に応じる用意はあるが、領土の割譲は決して受け入れない」と強調。一方、ロシアの代表は外交的解決を望んでいて、アメリカとの和平交渉に「誠実に臨んでいる」と主張しました。