アメリカによるイランへの軍事攻撃への懸念が高まるなか、アメリカは、イランが核合意に向けた案を近く提示すれば、再び核協議に臨む準備があると、アメリカメディアが報じました。

アメリカのニュースサイト「アクシオス」は22日、複数のアメリカ当局者の話として、アメリカはイランから48時間以内に具体的な核合意案が示されれば、27日にもスイス・ジュネーブで再び協議する用意があると報じました。

アメリカとイランの核協議は今月6日に再開し、これまで2回行われていますが、一方でアメリカは中東に空母を派遣するなど軍事力を集結させ、イランへの攻撃も辞さない構えを示していました。

アメリカ政府高官は、核協議を担当するウィットコフ中東担当特使らが「攻撃命令を出す前に外交の機会を与えるべきだ」とトランプ大統領に助言しているとしたうえで、今回の協議が「最後のチャンスになる可能性が高い」と話しているということです。

また、アメリカはこれまでイランによるウラン濃縮の完全停止を求めてきましたが、核兵器への転用の可能性がないと証明できる場合には、限定的な濃縮を含む提案も検討する余地があるとしています。