民泊仲介の米エアビーアンドビーは、昨年10-12月(第4四半期)の予約増のほか、好調な売上高見通しを示した。旅行需要の堅調さや新たな後払いオプションの利用拡大が追い風になっているという。

12日の株主向け書簡で、1-3月の売上高が25億9000万-26億3000万ドル(約4000億-4030億円)になるとの見通しを示した。ウォール街の予想は25億4000万ドルだった。

26年通期の売上高成長率は「少なくとも10%台前半」と25年の10%増から加速すると予想。アナリスト予想とおおむね一致した。

エアビーの株価は時間外取引で約5%上昇。12日終値は115.96ドルで、年初来では約15%下落している。

米航空各社も先月、好業績を発表した。地政学的な緊張の高まりや米全土の厳しい冬の天候にもかかわらず、旅行需要が底堅いことを示唆しており、エアビーにとって好材料だ。同社はサッカーワールドカップ(W杯)など今年開催される主要スポーツイベントを前に利用者や新規ホストの誘致を進めている。

 

同社が米国で昨年導入した後払いオプションが利用者に好評で、10-12月の予約増加に寄与したと説明。主要指標である「宿泊・体験予約総数」は9.8%増の1億2190万件に達し、市場予想を大幅に上回った。

同社は年内に後払いオプションを世界中のより多くの利用者に提供する予定だという。

予約の増加は新たに進出した海外市場が大半で、成熟している既存市場の約2倍のペースで伸びた。インドでは初回利用者が60%以上増加し、ブラジルや日本と並んで最も成長が速い国となった。

10-12月期の調整後EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)はアナリスト予想通りだった。1株利益は0.56ドル。市場予想は0.67ドルだった。

原題:Airbnb Sees ‘Healthy’ Demand Fueling Faster Growth in 2026 (2)(抜粋)

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