米サウスウエスト航空は、イーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業スペースXの衛星通信サービス「スターリンク」を使った機内Wi-Fiを迅速に導入する計画を明らかにした。

11日の発表によると、今年末までに300機余りの航空機でスペースXの衛星インターネットサービスを利用可能にする予定だ。スターリンクを搭載した最初の機体は今夏に就航するという。

スペースXは、エールフランス、カタール航空、ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスなどとも契約を結び、拡大する機内Wi-Fi市場で急速にシェアを伸ばしている。

スターリンクは、これまで乗客の不満の種だった不安定な機内Wi-Fiを、より高速かつ安定した接続へと改善しようとする航空会社で導入が進んでいる。この技術は、地球低軌道にある数千基の衛星を用いて航空機にデータを送信する仕組みで、従来型プロバイダーよりも高速な接続を可能にする。

今回の動きは、現在ではサウスウエスト航空の大株主の1社となっている物言う株主(アクティビスト)、エリオット・インベストメント・マネジメントとの激しい攻防を経た後に始めた一連の改革に続くものだ。

同社はデルタ航空やアメリカン航空グループなどとの差別化を図るため、無料の手荷物預け入れサービスと自由席システムを長年維持していたが、改革の一環として、手荷物預け入れの有料化や指定席導入を進めた。

原題:Southwest Air to Equip Its Fleet With Musk’s Starlink Wi-Fi (1)(抜粋)

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