米アトランタ連銀のボスティック総裁は、経済活動を抑制する水準に金利を維持し、インフレ率を2%に戻すことが重要だとの見解をあらためて示した。

ボスティック総裁は6日にブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「インフレは全く望ましいものでないことを私は学んだ」と発言。

「ひとたびインフレが人々の意識に定着すると、経済動向にも変化を及ぼす。インフレ率を2%に戻せるように金融政策を景気抑制的に保つことが必要だと私が考える理由の一つはそこにある。それが最優先事項だ」と述べた。

今年の景気見通しについては慎重ながらも楽観的だとし、関税措置の影響が薄れていることや、議会が昨年成立させた法に基づく減税による押し上げ効果に言及した。同総裁は今月末で退任することになっている。

最近発表された採用やレイオフの指標が景気の弱さを示唆する内容だったことについては重大視せず、政府機関の一部閉鎖があったため、労働市場の健全性に関する明確な状況を政策当局者が把握するには数カ月を要するとの認識を示した。

「データをタイムリーに得られていない」とし、「私のチームによれば、データから明確なシグナルを読み取り、起きていることを本当に理解できるようになるのは、4月か5月になる見通しだ」と語った。

ボスティック総裁は2日には、アトランタ・ロータリークラブ主催のイベントで、年内の利下げを見込んでいないと述べた。

原題:Fed’s Bostic Says ‘Paramount’ to Return Inflation to 2% Goal (1)(抜粋)

(発言の詳細を追加して更新します)

--取材協力:Michael McKee.

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