アメリカとロシアの間に残る唯一の核軍縮条約、新START=新戦略兵器削減条約が5日に期限切れを迎え、失効します。

アメリカとロシアが2010年に調印した新START=新戦略兵器削減条約は、戦略核弾頭の配備数を1550発以下にすることなどを義務づけるもので、両国の間に残る唯一の核軍縮条約です。

ロシア側は条約の延長を打診していましたが、アメリカ側はトランプ大統領が中国を含めた新たな枠組みを作るべきだと主張していて、5日の失効期限が迫るなか、折り合いはつきませんでした。

一方、軍事力の強化を進める中国は交渉に応じない構えで、新たな枠組み構築に向けた動きも具体化していません。

世界の核兵器の大半を保有するアメリカとロシアの間に核軍縮条約がなくなることで、今後、各国の開発競争が加速することも懸念されています。