性犯罪で起訴され勾留中に死亡した米実業家ジェフリー・エプスタイン元被告とその活動を巡る議会調査の一環として、クリントン元大統領夫妻が下院監視・政府改革委員会で宣誓証言することに同意した。夫妻の弁護士が2日明らかにした。

ビル・クリントン元大統領とヒラリー・クリントン元国務長官が召喚状に応じることを拒み続けた場合、下院は今週の本会議で夫妻を刑事上の議会侮辱罪で処分するための表決を行う予定だった。

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クリントン夫妻の弁護団は、下院監視・政府改革委のコマー委員長(共和)宛ての電子メールで、夫妻がコマー氏の書簡の条件を受け入れ、「双方が合意可能な日程で宣誓証言に応じる」とコメント。下院が議会侮辱罪の手続きを進めないよう確認を求めた。

これに対し、コマー氏のオフィスは「クリントン夫妻の弁護団は条件に同意するとしているが、その条件は今回も不明確で、宣誓証言の日程も提示されていない」とする声明を発表した。

同委民主党筆頭理事のガルシア議員は記者団に対し、クリントン夫妻は同委で証言したいと考えていると述べるとともに、コマー氏としても夫妻の申し出を受け入れざるを得ないとの認識を示した。

クリントン元大統領は、エプスタイン被告が2019年にニューヨークの勾留施設で死亡する何年も前に同被告と関係を断っており、犯罪についての認識はなかったと述べている。

元大統領が議会で証言することはほとんど前例がない。

クリントン夫妻の決定については、米紙ニューヨーク・タイムズが先に報じていた。

原題:Clintons Back Down, Agree to Testify in House Epstein Inquiry(抜粋)

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