トランプ米大統領は2日、ジョン・F・ケネディ舞台芸術センター(現トランプ・ケネディ・センター)を2年間閉鎖するという、自ら掲げた計画について、キャリア・グローバル社の新しい空調システム設置を含む2億ドル(約310億円)規模の改修工事を完了させる上で必要だと主張し、正当化した。

トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対し、「非常に状態が悪く、荒れ果てている。老朽化し、ある種、危険な状態だ」と語った。

トランプ氏は自身の案について、建物の解体は不要だとしたが、改修は大がかりなものになると示唆した。

「取り壊すのではない、鉄骨は利用する。つまり構造は再利用する。大理石は一部利用するが、一部は取り外す」と述べた。同施設は故ジョン・F・ケネディ大統領の生きた記念碑として1971年にオープンした。

トランプ氏は今回の判断について、建物の施工業者によるものだとし、新しい石がイベント参加者にすぐに踏まれてしまうため「同等の品質の作業」は不可能だとする大理石業者の言葉を引用した。「同時に進める方法があるか考えたが、実際にはなかった。再開する時は真新しく、美しいものになっているだろう」と述べた。

同氏は自ら理事長に就任し、施設の名称に自身の名前を付けたことに伴うチケット販売不振やアーティストの出演キャンセルが、ケネディ・センター閉鎖決定の一因となったとする観測には触れなかった。

トランプ氏は週末、大規模改修に入るため7月4日にケネディ・センターを閉鎖する計画を発表した。

原題:Trump Says Kennedy Center Renovation to Include New Carrier AC(抜粋)

--取材協力:Maria Paula Mijares Torres、Jennifer A Dlouhy.

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