(ブルームバーグ):2日の日本株相場は為替の円安を受けて小幅高が見込まれる。衆議院選挙で与党の優勢が報じられていることも支えになりそうだ。
米連邦準備制度理事会(FRB)次期議長にかつてタカ派として知られたウォーシュ元FRB理事が指名されたことや、週末の高市早苗首相の円安を巡る発言を受けて外国為替市場で円が下落している。先週の急速な円高が収束し、輸出・外需関連株に買いが入りやすい。
ただ、人工知能(AI)関連設備投資の減速懸念からテック株のウエートが高い日経平均株価は上値が重くなる可能性もある。米エヌビディアのOpenAIへの投資が行き詰まっていると報道され、フアン最高経営責任者(CEO)は投資はそもそも確約ではなかったと発言した。また、前週末に金や銀など貴金属価格が暴落しており、非鉄や鉱業株などに売りが出そうだ。
東海東京インテリジェンス・ラボの平川昇二チーフグローバルストラテジスト
- ウォーシュ氏はややタカ派であることから、米国市場は金利上昇、ドル高、株安で反応したが、日本株については金融引き締めの影響よりもドル高・円安によるプラスの影響が大きいとみる。日経平均は100-200円程度上昇して始まると予想
- 衆院選で自民党の優勢が伝えられていることも上値を試す要因になる
- エヌビディアのOpenAIへの投資に関するニュースや米半導体株の下げを受け、半導体株は下げる可能性が高い
- ただ、今の相場の主役はエヌビディアから他の銘柄に移っているため、自動車や素材株の上げの影響が上回るのではないか
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