(ブルームバーグ):ニューヨーク時間29日午前の取引で、金スポット価格が急落。国債や通貨からの資金逃避に押し上げられる格好で史上初の1オンス=5500ドルを突破していたが、一転して利益確定の動きが優勢となっている。
ドルの反発を背景に、金スポット価格は一時5.7%安の5106.21ドルをつけた。日中の下げ幅としては昨年10月21日以来の大きさ。銀も一時8.4%下落した。
金は今年に入り、地政学的緊張の高まりや米連邦準備制度理事会(FRB)の独立性を巡る懸念を背景に急伸してきた。月初来の上昇率は約20%に達しており、テクニカル指標の一部は短期的な調整を示唆している。金の相対力指数(RSI)は90を超え、銀は約84に達した。一般に70を上回ると、買われ過ぎの領域とされる。
TDセキュリティーズのコモディティー戦略グローバル責任者、バート・メレク氏は「勢いが鈍っており、利益確定に動きが出ているようだ」と述べた。
原題:Gold Retreats From Record Above $5,500 as Rally Momentum Slows(抜粋)
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