ソフトバンクグループは対話型人工知能(AI)「ChatGPT」の開発元である米OpenAIに対し、追加で300億ドル(約4兆5900億円)を投資する協議を進めている。事情に詳しい関係者が明らかにした。ソフトバンクGによる出資の大幅引き上げで、AI開発で中核的な役割を担うという創業者、孫正義氏の野心を反映している。

協議の内容を知る関係者の1人は、追加出資の上限を300億ドルとすることが検討されていると説明した。関係者は非公開情報だとして匿名を条件に語った。ソフトバンクGは既にOpenAIにとって最大級の支援企業。

関係者によれば、協議は流動的で、追加出資額の変更もあり得る。28日の東京市場で、ソフトバンクGの株価は上昇している。

孫正義氏とOpenAIのサム・アルトマン氏(東京で、2025年)

孫氏は、あらゆるデバイスにAIを組み込む大規模投資に向け、OpenAIの持ち分を増やし、投資余力を確保するため保有資産の整理を進めてきた。

ソフトバンクGは米エヌビディアの持ち株を売却。最近では米データセンター運営会社スイッチの買収交渉を一時停止した。ソフトバンクGは、先月だけで225億ドルを投じ、OpenAIの株式11%を保有するに至っている。

ソフトバンクGの担当者は、 今回の投資検討についてコメントを控えた。この出資協議は米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先に報じていた。

原題:SoftBank’s in Talks to Invest $30 Billion More in OpenAI (1)(抜粋)

(関係者からの情報を追加して更新します)

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