去年1月に起きたアメリカ連邦議会乱入事件をめぐって、議会の特別委員会は19日、暴動を扇動した疑いなどでトランプ前大統領を刑事訴追するよう司法省に勧告しました。
議会乱入事件特別委の委員長
「委員会の成果が正義への行程表になることを我々は確信しています」
連邦議会乱入事件を1年半にわたって調査してきた議会の特別委員会は19日、トランプ前大統領を議会の手続き妨害や暴動の扇動など4つの容疑で刑事訴追するよう司法省に勧告することを全会一致で決議しました。
勧告に法的拘束力はありませんが、議会乱入事件をめぐっては、先月任命された特別検察官が捜査を進めていて、議会の特別委員会が集めた証言なども参考にしながら、トランプ氏らの立件について判断していくとみられます。

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