世界から政財界のリーダーが集まるダボス会議で20日、EU=ヨーロッパ連合の首脳らが演説を行い、デンマーク自治領グリーンランドをめぐり関税を課すと表明したアメリカのトランプ大統領を批判しました。

スイスで開かれている世界経済フォーラムの年次総会=ダボス会議では、各国の首脳や政財界のリーダーが集まり、国際的な課題について議論が行われています。

20日には、EUのフォンデアライエン委員長らが演説し、グリーンランドの領有に同調しないヨーロッパ8か国に関税を課すと表明したトランプ大統領を批判しました。

EU フォンデアライエン委員長
「北極圏の安全保障は団結してのみ達成できます。だからこそ(アメリカが)提案する追加関税は長年の同盟国の間では誤りです」

また、フランスのマクロン大統領は、アメリカからヨーロッパへの輸出入を制限する措置などを検討する必要があると強調しました。

フランス マクロン大統領
「ヨーロッパには非常に強力な手段があり、我々が尊重されず、ルールが守られない場合には、それらを行使しなければならない」

21日にはトランプ大統領が演説を行い、グリーンランドの問題についても関係国と協議を行うことになっています。