不安定化する国際情勢 アメリカの動きにイランは

「The HEADLINE」編集長 石田健さん:
今回は国内からのというところですが、国外に目を向けてみると、アメリカを中心にベネズエラ、グリーンランド、中東もそうですが、非常に世界情勢が不安定化しています。
そういった中で、このような動きがイランに何か影響を与えているのか気になります。
JNN中東支局長 増尾聡 記者:
イラン側としては、年始にあったアメリカのベネズエラに対する軍事作戦について、非常に影響を感じていると思います。やはりサプライズとして受け止められました。
イランの支持層としては、「今度は我々に矛先が向けられるのではないか」といった懸念・警戒が高い状況が続いていると思います。

井上キャスター:
こうした中、動きが注目されるのがアメリカです。トランプ大統領は11日、「殺されるべきではない人が殺されている。私達は非常に深刻にみている。米軍も検討中だ」と発言しています。
12日には、イランと取引している国からの輸入品に、25%の『二次関税』を課す意向をSNS上で示しています。(イランの主な取引国:中国・UAE・トルコ)

こうした動きについて、イランのアラグチ外相は12日、「我々は戦争を望んでいないが、完全に備えている」としていて、中東アルジャジーラのインタビューには、「脅迫や命令がなければ、核交渉のテーブルに着く用意がある」と答えています。
ただ、イランが核を手放すとはなかなか考えられず、どこまで本気なのかはわかりません。
================
<プロフィール>
増尾 聡
JNN中東支局長
イランやイスラエル・パレスチナなど中東各地を取材
石田 健さん
ニュース解説メディア「The HEADLINE」編集長
鋭い視点で政治・経済・社会問題などを解説