米上院は8日の採決で、ベネズエラでのさらなる軍事行動に反対する法案の審議を進めることを決め、トランプ大統領に対して異例の非難を行った。ベネズエラへの介入に対して、強力な政治的反対があることを示している。

共和党議員5人は、トランプ氏が米軍にベネズエラのマドゥロ大統領夫妻の拘束を命じる前に、議会との協議が欠けていたことを不服とし、トランプ氏の動きを抑えるための手続き上の投票で、民主党議員と協力した。

共和党議員の間では、長期的なベネズエラ駐留と、トランプ氏がベネズエラを無期限に「運営」する計画に対する懸念が高まっている。共和党の上院穏健派であるコリンズ議員、マ-コウスキー議員、ヤング議員が、党内のより孤立主義的なメンバーであるポール議員、ホーリー議員と投票で協力した。

上院は、この決議案を下院に送る前に可決しなければならないが、下院がこの法案を可決する可能性は低い。民主党上院議員は、さらなる攻撃のための資金提供を阻止するとしているが、そのような法案が大統領の拒否権を覆し、法律となる可能性は極めて低い。

トランプ氏と時折対立するタカ派を含め、ほとんどの共和党員は米軍のベネズエラ攻撃後、トランプ氏を支持している。

ヤング氏は投票後の声明で「意図的ではないにせよ、米軍が関与するベネズエラでの長期的な作戦は、外国との関わりを終わらせるというトランプ氏の目標とは正反対だ」と訴えた。

11月に中間選挙を控えるコリンズ氏も、ベネズエラで米軍が足止めされるリスクを投票の理由として挙げた。

トランプ氏は8日、この決議案が議会で可決された場合、拒否権を行使すると述べた。

原題:Senate Rebukes Trump on Venezuela, Seeks to End Military Action(抜粋)

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