米航空各社は4日、カリブ海路線の運航再開に向けた動きを本格化させた。ベネズエラでの米軍作戦によって同地域の空域が閉鎖され、冬休みの旅行から帰国しようとする多くの乗客が足止めされていた。

アメリカン航空グループは運航再開に伴い、通常の運航計画に対して約5000席を追加したと発表した。20便超の増便や大型機の投入が一部に含まれる。デルタ航空も、一部の便で大型機を活用するほか、4日に同地域との間で3便を追加するとした。

米軍がベネズエラ国内でマドゥロ大統領と妻を拘束する大規模な電撃作戦を実施する中、米連邦航空局(FAA)がカリブ海空域の一部に制限をかけ、数百便が欠航となった。FAAは4日早朝に制限を解除した。

プエルトリコのラファエル・エルナンデス国際空港で、閉鎖表示が出ているユナイテッド航空の自動チェックイン機(1月3日)

バルバドス、アルバ、プエルトリコ、アンティグア・バーブーダ、トリニダード・トバゴといった人気の観光地では、3日に数百便が欠航となった。こうした状況は、地政学的な衝突が民間航空にいかに速く影響を及ぼし、足止めされた乗客の輸送に航空各社が奔走する事態に陥るかを浮き彫りにした。

4日午後には混乱が和らいできた。ただ航空業界コンサルタントで元航空会社幹部のボブ・マン氏によると、突然の混乱で機材や乗員の配置が崩れ、その立て直しが進められる中で、各社の運航体制が完全に安定するまで2-3日かかる可能性がある。

原題:Airlines Resume Caribbean Flights After US Raid in Venezuela (1)(抜粋)

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