ルビオ米国務長官は、タイとカンボジアに軍事衝突を終わらせるよう呼びかけた。両国は数週間に及ぶ戦闘を終わらせるための協議を続けている。

米政府が25日に発表した声明によると、ルビオ氏はカンボジアのマネット首相と電話会談し、和平に向けたトランプ大統領の期待をあらためて伝えた。

米国務省のピゴット報道官は声明で、「ルビオ長官は、カンボジアとタイの間の平和と安定を確保するため、米国が協議の促進に向けて用意があることをあらためて確認した」とコメントした。

タイとカンボジアは、今月7日に衝突が始まって以来、初の協議を行っている。これまでに少なくとも44人が死亡し、国境の両側で50万人余りの民間人が避難を余儀なくされた。

7月には5日間にわたる衝突が発生し、マレーシアと米国の仲介により10月に停戦合意に至ったものの、今月に入り衝突が再燃していた。

原題:US Urges Cambodia and Thailand to End Weeks of Deadly Violence(抜粋)

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