日本維新の会の吉村代表はきょう、物価高対策として食料品にかかる8%の消費税を「ゼロにするべきだ」と述べました。
日本維新の会 吉村洋文 代表
「食料品について本質的には僕は消費税をゼロにするべきだと思う」
きょう午後、TBSの番組「ひるおび」に出演した維新の吉村代表は、物価高の大きな要因は食料品とエネルギー価格の高騰だと指摘し、「食料品の消費税ゼロは絶対にやりたい」と述べました。ただ、「簡単ではない」とも述べ、具体的な時期などについては言及しませんでした。
また、消費税を一律で5%に引き下げるべきという意見があることに対しては「高級な時計や車も全部減税というのは違うと思う。社会保障の財源になっているのも事実だ」と述べ、否定的な考えを示しました。
自民党と日本維新の会は連立合意文書の中で「食料品にかかる消費税を2年間限定でゼロにすることも視野に検討」することにしています。
来年の通常国会は1月23日召集 6月21日までの150日間で過去最大122兆3000億円規模の来年度予算案など審議